MOSAKI : 大西 正紀
編集者/建築家
1977年、大阪府生まれ。2001年、日本大学理工学部建築学科卒業。2003年、日本大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2003-2004年、Ushida Findlay Architects (UK)勤務後、2004年、MOSAKI共同設立。MOSAKIでは編集及びデザインを担当。2004-2007年、日本大学理工学部建築学科助手。2007年- 、日本大学理工学部建築学科NU建築フォーラム委員。2007-2009年、日本建築学会編集委員会委員。
MOSAKI : 田中 元子
ライター/クリエイティブファシリテーター
1975年、茨城県生まれ。1999年、同潤会青山アパートメント再生プロジェクト「DO+」主宰。2004年、MOSAKI共同設立。執筆及びディレクションを中心に活動。2007-2008年、co-labクリエイティブファシリテーター。2009年- 日本建築学会文化事業委員。主な連載に『MOSAKIのイベント巡礼』(2005-2008|日経アーキテクチュア)、『妻・娘から見た建築家の実験住宅』(2009-|ミセス・文化出版局)など。
谷田 真
名城大学 理工学部建築学科 准教授・博士(工学)
1971年名古屋市生まれ。1995年名城大学建築学科卒業。1997年名古屋大学大学院修士課程修了、仙田満+㈱環境デザイン研究所入所。2003年名古屋大学大学院博士課程満期退学。2008年University of East London在外研究員。愛知県アート・まちなか活性化事業(2007)、Tokyo Designers Week(2007)、広島市現代美術館「ゲンビどこでも企画公募」(2009)、Nagoya Design Week(2009、2010)など、建築分野のみならず学際的領域の取り組みにも積極的に参加。人間と構築環境の相互関係に関心を持ち、学生との時間、家族との時間を大切に日々活動中。
池田 修
BankART1929代表・PHスタジオ代表
1957年大阪生まれ。Bゼミスクール卒業後、都市に棲むことをテーマに美術と建築を横断するチームPHスタジオを発足。展覧会や美術プロジェクト、建築設計等、多岐にわたる活動を行っている。代表作は広島のダム湖に沈む町でのプロジェクト「船、山にのぼる」。また、代官山ヒルサイドギャラリーディレクター(1986〜1991)、渋谷のボッシュオートモービルの企画委員(1992〜1994)など、コーディネータとしての実践も長い。1994年から名古屋芸術大学(院)非常勤講師の他、他大学、他都市での講演も数多く行っている。2004年からBankARTの立ち上げと企画運営に携わり、今日に至る。2006年度、文化庁の「文化財建造物の保存・活用の推進(略称)」委員。また横浜市文化財施設指定管理者外部評価委員(2006〜)、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。編著にはBankARTの数多くの刊行物の編集を手がける他、PHスタジオとしての活動をまとめた「PHスタジオ1984-2002」等がある。
武藤 勇
N-mark
1993年名古屋芸術大学卒業。1998年CCA北九州アーティストリサーチコースを終了後、アートスペースN-mark、KIGUTSUを運営。1999年名古屋港倉庫の実験的活用「artport '99-given」に参加。2001年名古屋港のアートの賑わいを地域に展開するプロジェクト、@port を企画。2000年N-mark企画どこへでも出かけて公開ミーティングをする「オープンミーティング」をはじめ、2003年北海道から沖縄まで全国を縦断した「ミーティングキャラバン」を開催。2004年アート巡回プロジェクト「カフェライン」を実施。2004〜05年アサヒアートフェスティバル実行委員として参加。2005年アートアーカイブを軸にAANを組織し、2006年横浜ZAIM別館に全国55組のアート団体を集めた「SHOWCASE」 を実施。2009年に名古屋港の商店や空き地、舟だまりなどを舞台とした「名港ミュージアムタウン」を企画。2010年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)卒業後、あいちトリエンナーレサポーターズクラブ事務局として市民サポーターが主体的な取り組みを行える「火曜日活動」を企画、担当。
ガラ・フェルナンデス
デザイナー
1969年生まれ。マドリード・コンプルテンセ大学にて、アート&デザインを学び、イステュート・エウロぺオ・ディ・デザイン(デザイン専門校) ミラノ校で、インダストリアルデザインを専攻。
1995年以来、イステュート・エウロぺオ・ディ・デザインのマドリッド校で教鞭を執り現在に至る。
2000年から2004年まで、ベネトン・グループが主宰するコミュニケーション・リサーチ・センター「ファブリカ」で、ハイメ・アジョンと共にデザイン部門をコーディネート。同期間中、ボローニャとリスボンの「ファブリカ・フィーチャーズ」(パリ、イスタンブール、ボローニャ、リスボン、香港などにあるファブリカのコマーシャル・文化スペースのネットワーク)の主任を務める。
現在、マドリッドで、スタジオ「GalaFM」を主宰。キュレーターとしての活動やインテリア・プロダクトデザイン、グラフィックデザインとして制作、販売、あるいは出版といった多様なサービスを提供しながら、アートとデザインの分野で幅広く活躍している。「ラ・ペルマネンテ・デザインギャラリー」を経営。また、イステュート・エウロぺオ・ディ・デザイン・マドリッド校の「ヨーロピアン・デザイン研究室」のコーディネーターであり、フランス田園地帯の農場ブワブシェでヴィトラミュージアムとポンピドゥセンターの協力によって開催される夏期デザインワークショップの責任者でもある。
北川 啓介
名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授
1974年3月26日名古屋市内の和菓子屋生まれ。建築家、研究者。専門は、建築設計計画、建築意匠、現代建築、都市計画、情報空間論、サブカル論、ナゴヤ論。1996年国立名古屋工業大学工学部卒業。1999年ライザー+ウメモト事務所など。2001年同大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。同大学大学院助手、講師、助教授を経て、現在、国立大学法人名古屋工業大学大学院工学研究科准教授、名工大ラジオ局長。論文=『映画の中の都市と建築』、『和菓子と建築』など。報文=『マンガ喫茶白書 社会問題に先行するひとり一畳の聖域』(日本建築学会建築雑誌、2008年4月号)、『もうひとつの建築設計資料集成』(日本建築学会建築雑誌、2009年12月号)など。著書=『ハイパーサーフェスのデザインと技術』(彰国社、2005年)など。受賞=日本建築学会東海賞、名古屋市都市景観賞など。
東泉 一郎
デザイナー/クリエイティブディレクター
東京生まれ。理工学を学んだのち、現場労働などを経てグラフィックデザイナーに。以後、映像、プロダクト・デザイン、WEBプロジェクト、空間デザイン、演出などを手掛ける。
1997年アルスエレクトロニカでゴールデン・ニカを受賞した"Sensorium project"のディレクターとして、世界各地で実験的インスタレーションを行うほか、日本科学未来館のための展示コンセプトデザイン、2002 FIFA World Cupのための演出コンセプトワークなどストリートや音楽に根ざしたグラフィックから、トータルなコンセプトデザインまでを往き来しつつ、「はじめてつくるもの」をつくるために働く。速いもの高いところ好き。
安藤 真澄
(株)電通 中部支社 ソリューション企画局次長
入社以来、企画開発、海外事業戦略、経営戦略、マーケティング部門を歩む。ブランド戦略立案、CSR戦略立案、スペースデザイン領域でのコンセプトプランニングが専門。
電通モスクワ事務所初代駐在(日本の広告会社初)としてソ連崩壊時の激変を体験。
名古屋関連プロジェクトでは1989年の世界デザイン博覧会の基本構想立案を担当。
名古屋大学招へい教員。
参 : 下山 幸三
デザイナー
参
松尾伴大(音響エンジニア)、甲斐健太郎(ソフトウェアエンジニア)、下山幸三(インテリアデザイナー)によるデザインプロジェクト。参人よれば文殊の知恵。それぞれの専門性を活かしてデザイン活動の場を広げていく。ユーモアのあるストーリーで人・モノ・空間を心地よく結ぶデザインを行う。2009年ミラノサローネにて各国のELLE DECO誌が選ぶ若手24組に選出。
下山 幸三
1977年岡山県生まれ/2000年筑波大学基礎工学類卒業/2003年同芸術専門学群建築デザイン専攻卒業/現在、京都造形芸術大学非常勤講師
マリア・コンスタンサ・ヌネス (GRUBA)
建築家/プロダクトデザイナー
1975年生まれ。建築家。2001年、ブエノスアイレス大学の建築・デザイン・都市計画学部(FADU)にて学位を取得。同学部の教授陣の一員として、4年間、建築を教える。1997年、「FADUワークショップ1997」で一等賞を受賞。2005年、アカデミー・オブ・アムステルダムとブエノスアイレス大学とアヴェラネダ市役所後援プログラムの一環として、「不法滞在する人々の定住地」に関する大学院研究を行うためにオランダに旅をする。2006年、トルクァト・ディ・テラ大学にて、大学院プログラム「建築とテクノロジー」に加わる。1999年から、フリーランスのプロとして活動開始。2006年、分野横断的グループ「GRUBA」を創設し、現在、ブエノスアイレス・デザインセンター(CMD)の「IncuBAプログラム」に参加している。
2007年、ブエノスアイレス市の環境保護エージェンシーや、ブエノスアイレス州のサステナブル・ディベロップメント・プロヴィンシャル・オーソリティといった持続可能な開発に果敢に取り組む会社や機関に向けて、サステナブルな建築サービスの提供を開始。「GRUBA」のいくつかのプロジェクトは、国内外の展示会に展示されたり、専門誌に特集され、広く賞賛を勝ち得ている。
2008年、カサ・フォア(インテリアデザイン展)において「合理的エネルギー活用賞」を受賞。2010年にはCMDからの推薦により、DMY(ベルリン国際デザインフェスティバル)に出品。GRUBA制作の腰掛け「S.O.S デ・バリオ」が、インフルエンシャス・コンペティションで、一等賞を獲得。
またGRUBAの“カルトネラ”シリーズは、2010年のサステナブルデザインプロジェクトの25のトップ作品の一つに選ばれ、「アルゼンチン発サステナブルデザイン」誌に掲載された。
和田 義行
名古屋芸術大学 デザイン学部 教授
名古屋市生まれ。名古屋芸術大学工芸工業デザイン専攻卒。
同芸大助手からイギリス・ロイヤルカレッジオブアートID学部に学び、帰国後准教授を経て、現在名古屋芸術大学デザイン学部教授、同大学院デザイン研究科教授。ドイツ、シンガポール、韓国、中国など海外でのデザイン講演会・デザインワークショップを開催。