CODE 2011 NAGOYA

CODE NAGOYA 2010
CODE 2010
ポスターコンペティション

名城大学
チーム:
谷田真研究室/タニダケン
代表者:
谷田 真
参加メンバー:
川島 正大、佐々木 朋之、佐治 翔太郎、佐藤 優祐、柴田 稚子、鈴木 智也、内藤 有沙、服部 富雄、平松 未麗、平松 勇気、松本 深冬、六谷 敏希
アイコン なごや モビップ

アイコン なごや モビップ

アイコン なごや モビップ
マテリアル
モビール、マップ
生産地
名古屋市
サイズ
A4版 267×210×3mm
想定価格
¥500(税込み)
特徴
・アイコン化された名古屋建築が落とし込まれた地下鉄マップ
・名古屋の余韻を楽しみながら組み立て、眺められるモビール・キット
・以上がパッケージ化されたコルクシート
コンタクト
名城大学
http://www.meijo-u.ac.jp
コンセプト

「icon nagoya mobip(アイコン なごや モビップ)」は、「mobile(モビール)」と「map(マップ)」の2つの用途をもつ「Souvenir(おみやげ)」です。名古屋のシンボルマークthe maru-hachiにちなんで、まちを象徴する八つの建築を、さまざまな角度からリサーチしアイコン化。エコロジー素材とも言われる、ナチュラルな風合をもつコルクシート状に焼き付けられた、オリジナル地下鉄マップと重ねることで、アイコンの最寄り駅をガイドします。さらに、マップ上に重ねられたアイコンを押し出し、同封の糸とアームで繋げれば、モビールに変身!「icon nagoya mobip」は、名古屋に訪れた方を「map」により歓迎し、思い出を「mobile」として持ち帰る「Souvenir」。名古屋建築のおもしろさを、自らの足と目で愛でてもらうとともに、自宅に戻った後は、モビールとして、名古屋の余韻を楽しみ、癒されてもらう「おみやげ」です。

総括コメント

まちの魅力を深く捉えるためには、そのまちで暮らすひとの視線と、そのまち以外で暮らすひとの視線を重ね合わせながら考えていくことが大切である。その意味でCODE|Souvenirプロジェクトは、一都市だけでの閉じた議論に終始することなく、二つのまちの視線が入り混じっており、議論の地平がより押し広げられたと感じている。
また、まちをより良い場所に変えていくためには、まちと関わり、まちを楽しむことも大切である。今回のプロジェクトは、成果品のみを求めるコンペではなく、他大学を意識しながら鎬を削り合い、リサーチからプレゼンまで時間をかけて取り組めるものになっていた。学生たちは、このプロセスの中で、ものづくりの流れやシビアな実社会を学ぶとともに、まちへの愛着を醸成させたのではなかろうか。
各大学から寄せられたユニークかつ意欲的なアイデアが、実際におみやげとして昇華し、まちで見かける日を心待ちにしている。
谷田真