篠田千明
プログラム
ステートメント
《黄昏》は、2019年に台北で路上カラオケをしながら作った作品です。台北で龍山寺の前の回廊に住む路上生活者たちに、そこの広場でイベントやるなら何がしたい?と聞いて、カラオケ!というリクエストがあったので、カラオケ大会をしようとするところからスタートしました。カラオケでどんな曲を歌いたいか聞いていくうちに、台湾の歴史、特に日本との歴史を、カラオケの記憶の宮殿でめぐるような体験になりました。歌の記憶と場所の記憶、それから路上で歌うことをめぐり、今回、宮の渡しでレクチャー・パフォーマンスをします。
展示されている映像は、11月12日(金)のパフォーマンスの記録映像です。
机の上のスケッチブック、写真はめくって見ても構いません。
「黄昏」は、2019年に台北で路上カラオケをしながら作った作品です。
台北で龍山寺の前の回廊に住む路上生活者たちに、そこの広場でイベントやるなら何がしたい?と聞いて、カラオケ!というリクエストがあったので、カラオケ大会をしようとするところからスタートしました。
カラオケでどんな曲を歌いたいか聞いていくうちに、台湾の歴史、特に日本との歴史を、カラオケの記憶の宮殿でめぐるような体験になりました。
歌の記憶と場所の記憶、それから路上で歌うことをめぐり、11月12日(金)と13日(土)、宮の渡しでレクチャーパフォーマンスを行いました。
アーティスト
Photo: Ryo Oguchi
篠田千明
1982年東京生まれ。演劇作家、演出家。2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。以後、バンコクを拠点としソロ活動を続ける。劇の成り立ちそのものを問う『四つの機劇』『非劇』や、チリの作家の戯曲を元にした人間を見る動物園『ZOO』、その場に来た人が歩くことで革命をシュミレーションする『道をわたる』などを製作。2018年「Bangkok Biennial」で『超常現象館』を主催。2019年台北でADAM artist lab、「マニラWSKフェスティバル」Music Hacker’s lab参加。2020年3月に帰国し、練馬を拠点とする。
関連プログラム
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パフォーマンス〈熱田・宮の渡しエリア〉
篠田千明『黄昏』
- 日時:
- 11月12日(金)・13日(土)16:30-17:15
- 会場:
- 宮の渡し公園*先着20名のみお席があります
*川沿いですので防寒対策をしてお越しください