2012年10月29日
本展では、伝統的な技術や私たちの生活の中にある日常的な素材に、デザインの視点を加えることによって”re:think=再考”されたプロダクツに注目しました。日本からは、今年6月、デザインイベント「DMYベルリン2012(ドイツ)」で紹介した中部地方のデザインプロダクツを、韓国からは、ソウルから世界へ向けて発信するデザインプロダクツの数々を紹介しました。
日時 | 2012年10月18日(木)~28日(日)(10月23日(火)は休館) 11:00 - 20:00(最終日は17:00まで) |
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会場 | 国際デザインセンター・デザインギャラリー |
主催 | 株式会社国際デザインセンター |
共催など | 共催:国民大学校・オリエンタルカルチャー&デザインセンター(韓国・ソウル) |
ギャラリー・トーク10月26日(金)18:00 – 19:30 ゲスト:
10月27日(土)17:30 – 18:30 ゲスト: | |
トークゲスト・プロフィール鈴野 浩一/トラフ建築設計事務所 2004年に禿真哉(かむろ しんや)と共にトラフ建築設計事務所を設立。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「ブーリアン」「港北の住宅」「空気の器」など。「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」は、会期中の最も優れた展示としてエリータデザインアワード最優秀賞に選ばれた。2011年「空気の器の本」、作品集「TORAFU ARCHITECTS 2004-2011 トラフ建築設計事務所のアイデアとプロセス」 (ともに美術出版社)、2012年絵本「トラフの小さな都市計画」 (平凡社)を刊行。
伊藤 祐介/株式会社伊千呂 代表取締役社長 平成21年、株式会社伊藤利一商店と株式会社千田悦三郎商店が合併し、株式会社伊千呂が誕生した。家具の製造にあたっては、家具の概念を根本的に変える「生活の道具」を生み出したい、自分の世界をつくるためのツールをつくりたい、という考えをもとに、トラフ建築設計事務所(プロダクトデザイン)、日本デザインセンター色部デザイン研究室(グラフィックデザイン)、紫牟田伸子事務所(デザインプロデュース)の協力を得て、「イチロのイーロ」シリーズの「コロロデスク」と「コロロスツール」を第一弾として製作・販売を開始した。
チェ・キョンラン/デザイナー、韓国国民大学教授、同大・東洋文化デザインセンター長 2004年から株式会社INAX社(現株式会社LIXIL)デザインアドバイザー。同社のキッチンシステム『Piasse』でGマーク賞(2002)、HANSSEM社の子供家具DOBO12で同賞(2004)、韓国産業デザイン大賞受賞(韓国デザイン振興院)等多数授賞。2010年ソウルデザインフェアディレクター。その他国内外のワークショップ、展覧会企画運営など、幅広く活躍。
韓国国民大学・東洋文化デザインセンター 東洋文化デザインセンターは東アジアにおける文化の相違、及び、多様性を理解し、東アジア諸国のデザイン・アイデンティティを調査研究することを目的に設立された。同センターはまた、韓国、中国、日本が共有する文化的背景を基盤にする東アジア的デザインのシスティマティックな研究開発にも取り組んでいる。
メズム/MAEZM メズムは、ジョ・ウンファン(Cho Eun Whan)とシン・テホ(Shin Tai Ho)の2名からなるデザインユニットである。インテリア、家具、ライティング、プロダクト、グラフィックとその活躍は多岐にわたり、IF Design AwardやReddot Design Awardをはじめとして、数多くの賞を授賞している。
ソ・ミョンワン 1972年生まれ。弘益大学木製家具デザイン専攻博士課程卒業。2012年の「Senses Project」、2011年にナショナルパレス博物館にて行われた「Culture Product Exhibition」、2010年のFour by Eight家具展など様々な展覧会を経験。また、オランダの政府関連プロジェクトにも参加。 | |
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