2013年4月25日
グラーツ市(オーストリア)は、名古屋市と同じく、ユネスコ・クリエイティブ・シティズ・ネットワークのデザイン都市に認定されています。
同市では毎年5月に「デザインモナート グラーツ (グラーツ デザイン・マンス)」というイベントを開催しており、2012年には約60のイベントが市内の様々な会場で開かれ、同じくデザイン都市であるブエノスアイレス市を特集紹介する展示も行われました。2013年は名古屋を特集紹介・展示をしたいという提案を受け、デザイン・マンスの会期に合わせて、グラーツ市のFHヨアネウム応用科学大学の学生プロジェクトとしてもデザイン都市名古屋を紹介することになり、2013年3月には、グラーツの学生たちが、実際に名古屋を訪れ、名古屋の歴史・文化・ランドスケープなど、デザイン都市としての魅力を調査しました。
GRANAGプロジェクトは、名古屋市側の受け入れ大学として協力いただいた地元の5大学(大同大学、名古屋芸術大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、名古屋大学)の学生たちがその調査に協力し、展示に向けて、クリエイティブ・デザインシティなごやを捉える視点をともに見出していくプロジェクトです。
プレミーティングを皮切りに名古屋近郊の大学から名古屋メンバーが構成され、学生主体でプロジェクトが進められました。
定期的に行われたミーティングは第18回まで続き、グラーツのメンバー来日に向け、意見交換やプレゼンテーション、リサーチが積極的に行われました。
日時:2012年7月〜2013年3月
facebook : Granag Meeting
ヨアネウム応用化学大学のカール・シュトッカー教授が来日し、名古屋のメンバーとともに大須のリサーチを行いました。
日時:2012年12月7日(金)
facebook : Granag Meeting on Dec. 7, 2012
大須や長者町などの名古屋市街から常滑や豊田市美術館など名古屋周辺の地域、クリエイターへのインタビューや製作工場の見学などデザイン都市としての名古屋のリサーチを名古屋のメンバーとともに行いました。リサーチの後、デザインモナート グラーツ2013の展示に向けて具体的なディスカッションを行いました。
また滞在期間中の3月19日には名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」にて、名古屋のメンバーがグラーツのメンバーに向けて、名古屋チームの事前のリサーチ結果をまとめた展示とプレゼンテーションを行いました。
日時:2013年3月18日(月)〜3月22日(金)
facebook : Granag Research in Nagoya
主催 | Granag|グラーツ・名古屋共同プロジェクト [クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会・FHヨアネウム応用科学大学・大同大学・名古屋芸術大学・名古屋工業大学・名古屋市立大学・名古屋大学] |
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