2016年10月28日
ユネスコ創造都市ネットワークはデザイン分野を含む7つの分野があり、食文化も含まれています。食は、グローバルな視点で、生産者、収穫、天候、地域性、調理、空間、器、ひと、すべてをトータルにデザインすることによって、豊かな生活文化を育みます。
本フォーラムでは、実際に「食」をテーマに、全く新しいフードデザインを提案してきたゲストのお話を伺いながら、デザインの視点で私たちの生活文化を考えます。
トークイベント 11月23日(水・祝)
第1部 基調講演
基調講演1「食がつなぐ未来をデザインする」
©Jun Hasegawa
スピーカー
奥田政行 Masayuki Okuda
アル・ケッチァーノ オーナーシェフ(鶴岡市/山形県/日本)
1969年、鶴岡市生まれ。鶴岡市のイタリア料理店「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ。東京にてイタリア料理、フランス料理、フランス菓子とイタリアンジェラートを修業。25歳で帰郷し、ホテルの料理長や農家レストランを経験したのち、2000年3月、地元食材で作るイタリア料理の店「アル・ケッチァーノ」を、2007年7月には、カフェ&ドルチェをメインとする「イル・ケッチァーノ」をオープン。世界8カ国13か所のホテルやレストランでフェアを開催。2006年Terra Madle世界の料理人1000人に選出、2016年にはMilano Vegitarian Chance世界3位など、独創性に富んだ料理は、海外でも高い評価を得ている。2004年以来、山形県庄内総合支庁「食の都庄内」親善大使を委嘱。2010年には第1回FOOD ACTION NIPPON アワード2009「コミュニケーション・啓発部門優秀賞」、第1回「辻静雄食文化賞」、農林水産省<第1回(料理マスターズブロンズ賞)>を受賞。9月には味をデザインする「食べもの時鑑」が発刊されたばかり。
©Jun Hasegawa
基調講演2「サスティナブルな暮らしのためのフードデザイン」
スピーカー
ルナ・クロック Runa Klock
foodstudio デザイナー(オスロ/ノルウェー)
オスロ国立芸術大学デザイン修士。ノルウェーデザイナー組合:Klubbenの役員、同国内でのデザインアワード:Design Excellenceの審査員なども兼任。
食のイベントを開催するノルウェーのクリエイターたちによるユニット、フード・スタジオの哲学は、「良質で正直な食事を信じる人々のストーリーを共有すること」。ルナ・クロックはデザイナーとして参加している。ルナの制作は自然への敬愛と、物質や食材などへの全方位的な関心が原動力となっている。彼女の活動は、一貫して様々な文化・背景を持つ人々との協働が存在しており、遊び心や物語性が感じられるプロダクト・空間・展示のデザインから、ソーシャルなワークショップまで、幅広い活動を行っている。
第2部 トークセッション
スピーカー
奥田政行
ルナ・クロック
モデレーター
水内智英 名古屋芸術大学デザイン学部講師(名古屋市/愛知県/日本)
食を通じて見えてくるデザイン、生活文化を考えます。
日時 | 2016年11月23日(水・祝) 13:30~17:30(開場13:00) |
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会場 | 名古屋市公館 |
定員 | 100名(要申込、応募者多数の場合は抽選) |
参加費 | 無料 |
フードイベント 11月23日(水・祝) フード&風土をデザインする 庄内の季節の恵と名古屋の食材の出会いから生まれた特別メニューを、カジュアルなディナーコースとシェフの話でお楽しみいただきます。
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フードイベント 11月22日(火) 奥田政行シェフのキッチンライブ・トーク&ディナー スーパーシェフ奥田政行が名古屋初登場!目の前で、選んだ食材をアドレナリン全開に料理とトークをしつづける!美味しさと楽しさが詰まった、一夜限りのエキサイティングなフードライブ&ディナー。飛び入り野菜歓迎!食材が続く限りつくり続けます!(奥田シェフ談)
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主催 ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業実行委員会 | |
フードイベント ギャラリーフィールドアートゼロ | |
協力 名古屋コミュニケーションアート専門学校、POPINO、 | |
後援 鶴岡市、ノルウェー大使館 | |
お問い合わせ | ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業実行委員会 |
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