2024年7月2日
デザインやクリエイションが必要なとき、どのように依頼していますか?
予算はどれほど必要なのか?著作権などをどう取り扱うのか?
わからないことが多すぎて、結果、内容を精査しないまま過去の様式で進めてしまうことがあるのではないでしょうか。依頼する側は、慣例や過去の例をもとに深く検証しないまま要項をまとめ、発注や募集を行ってしまうことがあります。一方でデザイナーやクリエイターも、ときには違和感を抱きながらも、受け入れてしまうこともあるでしょう。
本セミナーでは、コンペティションの事例を通して見えてくる課題など、デザイナーだけでなく、多様な視点で著作権法を熟知する弁護士も交えて考えます。
日時 | 2024年8月5日(月) 18:00-20:00(受付17:30〜) |
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会場 | ナゴヤ イノベーターズ ガレージ |
対象 | デザインを発注するひと(企業関係者、行政関係者) つくるひと(デザイナー・クリエイター・未来のつくりてなど) |
定員 | 60名(先着順・事前申込制) |
参加費 | 無料 |
主催 | ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業実⾏委員会 株式会社 国際デザインセンター(IdcN) 公益社団法⼈ ⽇本グラフィックデザイン協会(JAGDA) |
プログラム 第1部 「コンペティションを通して著作権を学ぼう」
第2部 「⿍談:より良いデザイン環境のために」 | |
ゲスト/ 前原一輝(まえはら・いっき)
弁護士 1983年生まれ。2006年、東京大学法学部卒業。2009年、山梨学院大学法科大学院卒業。2011年、弁護士登録。2012年より麴町パートナーズに所属し、同事務所において多数の著作権事件(出版、映画、スマホゲーム、その他)に関わった。近年は、インターネット上の著作権問題も多く扱っている。また、YouTubeで著作権に関する動画を配信している(チャンネル名「弁護士前原一輝の著作権講座」)。2023年5月からは高樹町法律事務所にて主に著作権法に関する業務を行っている。 廣村正彰(ひろむら・まさあき) 1954年愛知県生まれ。グラフィックデザインを中心にして、文化施設や教育機関などのCI、VI、サイン計画を手がけ、企業のデザイン監修、国際イベントのデザイン審査や講演なども行っている。主な仕事に、すみだ水族館、9hナインアワーズ、アーティゾン美術館、東京2020スポーツピクトグラム開発、石川県立図書館、名古屋造形大学、世界デザイン会議東京2023、KIRINウイスキー富士、LOFTのADなど。著書『デザインからデザインまで』(ADP)他。JAGDA、AGI、SDA、東京TDC会員。 藤崎知子(ふじさき・ともこ) 1962年横浜市生まれ。旅行会社のハウスエージェントでのアートディレクターを経て2004年に独立。装丁・編集デザインや、企業の季刊誌、ロゴマークなどを手掛けながら、JAGDA創作保全委員、日本美術著作権連合理事として、著作者の権利を守るための活動を行っている。JAGDA創作保全委員としては、2016年から全国各地の知財権セミナー全てに携わる。また中小企業相談の一環として、東京都北区においてデザイン相談員も担当している。JAGDA創作保全委員会・委員長。 味岡伸太郎(あじおか・しんたろう) 1949年愛知県豊橋市生まれ。1984年、かな書体「小町」「良寛」をデザイン。2001年、新しい書体創りのデザイングループFONT1000を結成。これまでに、仮名書体を中心に、約130書体を制作。2002年、地域文化を記録する出版社「春夏秋冬叢書」を設立。自作のタイプフェイスとその関連書体で、全てのタイポグラフィ、グラフィックデザインを制作。並行して建築のデザインを手掛ける。また、国内外のギャラリー、美術館で現代美術作品を発表。東京TDC会員。JAGDA創作保全委員会・前委員長。 | |
お問い合わせ ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業実行委員会 | |
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