シビックプライド・トークセッション
「なごやをもっと好きになる。シビックプライドを考える。」
住む人が名古屋に誇りと愛着を持ち、
地域や地域産業を活性化させる方法を考えます。
19世紀のイギリスの都市で重要視された「シビックプライド(=市民が都市に対してもつ自負と愛着)」の考え方は、日本語の「郷土愛」とは少し違うニュアンスをもちます。自分はこの都市を構成する一員であるということ、この都市をより良い場所にするために関わってみると都市はもっと楽しくなります。「当事者」としての自覚を持って、人と人、人と都市のコミュニケーションを考えてみませんか。
ゲストに以下の方々をお迎えし、後半には会場からのご意見も交えてトークセッションを行います。
東京理科大学准教授
東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)。東京大学空間情報科学研究センター助手を経て、東京理科大学専任講師、2008年より現職。専門は都市の空間と情報のデザイン。
主著に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』(共著、宣伝会議)など。
2006年よりシビックプライド研究会を主宰。また、2002年よりクリエイター集団「東京ピクニッククラブ」を共同主宰し、公共空間に対する提案を行っている。
プロジェクトエディター/デザインプロデューサー
美術出版社、日本デザインセンターを経て2011年独立。「ものごとの編集」を軸に、商品企画、コミュニケーション・プランニング/デザイン・プランニング/デザイン・プロデュースなど、社会や地域に適切に作用することを目指したデザイン・マネジメントを提案。多摩美術大学、桑沢デザイン研究所ほか非常勤講師。
行政および地域に関わる主な仕事に、福井市「おいしいキッチン」プロジェクト(2005~)、墨田区ものづくりコラボレーション「hanamiプロジェクト」(2010)、四国経済産業局平成21年度クリエイティブ・コア構想実現に向けてのF/S調査(2009)、四国経済産業局平成22年度「しこく編集学校」(2010)、香川漆器ブランド化事業(2010)、「漆の家」プロジェクト(2010)など。
タイププロジェクト株式会社代表・タイプデザイナー/愛知県立芸術大学非常勤講師
名古屋生まれ。愛知県立芸術大学卒。アドビシステムズ(株)に7年間勤務し、2001年にタイププロジェクトを 設立。2003年にリリースしたAXIS Fontは、Apple、ドコモなど多くの企業で採用されている。2009年に都市フォントのサイトを立ち上げハマ明朝を発表、翌年10月に名古屋で金 シャチフォント展を開催(国際デザインセンター主催)。現在はAXIS明朝の開発と都市フォントの実現に向けた活動を行っている。
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