2017年3月24日
今年もサンテティエンヌ・デザインビエンナーレ参加しています!
サンテティエンヌ市のデザインビエンナーレ実行員会+シテ・ド・デザインとユネスコ・デザイン都市なごやの交流事業です。
第10回 サンテティエンヌ・デザインビエンナーレ
期間:2017年3月9日〜4月9日
テーマ:”Working Promesse. Shifting work paradigms”
名古屋から4つプロジェクトに参加しています!
1. Nagoya & Saint-Etienne Exhibition「Cross-Textiles」展
サンテティエンヌ市のテキスタイル・アーティスト、エレンヌ・ジョスペさんと米山和子さんのコラボレーション展。会場は旧リボン工場跡地の博物館。現地で滞在制作を行い、フランスのテキスタイルと日本に昔からある素材(米、絹糸、和紙など)によるインスタレーション展示しています。
期間:2017年3月9日~5月31日
http://www.biennale-design.com/saint-etienne/2017/en/programme/?ev=textiles-croises-255&type=biennale_off&thema=&d=.
2. 「Our République」
「Rue de la république du design|デザインが変えるレピュブリック通り」のテーマで空き店舗を活用するプランの公募に木村宗一郎さんのプランが選出されました。
コ・ワーキングスペースを作り、創造的な活気につつまれながらカフェとしてくつろげるだけでなく、会期中様々なプログラムを通じて新たなコミュニティを創出します。
私たちは「もったいない」精神にもとづき、スペースに置いた家具の素材はリユースです。地元のチャリティーショップから使われなくなった家具を譲り受け、それらを一度解体し、再びデザインを考え組み立てています。
期間:2017年3月9日〜4月9日
10:00〜19:30(火〜土)
http://www.biennale-design.com/saint-etienne/2017/fr/programme/?ev=our-republique-291
http://artsbridgecities.net/#ourrepublique.
3. 「Coucou. Je suis revenu.|クークー。 ジュ スイ ルヴニュ。(ただいま、戻ったよ)」
名古屋の写真家達による鶏卵紙写真プリントによる展覧会が、アーティスト・山田亘(やまだこう)さんの企画で開催されています。会場はまちなか会場の「Our République」の一角。
同展の作品はすべて19世紀に一般的であった鶏卵紙でプリントされています。鶏卵紙のメソッドはフランス人によって開発され、当時日本にも伝わりました。この機会に、出展者はフランス由来のこの古風なプロセスを使って日本で作品を制作し、もとのホームに戻してみようとしています。展覧会のテーマはこの手法についてだけではなく、ホームやホームに帰ることについて焦点をあてており、私たちのホームとは、どこに、そして何であるのかという疑問や煩悶を含んでいます。
参加アーティスト
山田亘 原田愛子 氷森記心 伊礼恵子KE:CO 松井沙織 丹羽智士 小倉明子 柴田祐希 鈴川敦子
期間:2017年3月9日〜4月9日
10:00〜19:00(火〜土)
4. 「JAPON: VOYAGE TEXTILE_ MAKI TAKAHASHI」
エシカルの視点で着物を再考したファッションを制作している高橋真紀さんが民間交流プログラムとしてサンテティエンヌ近郊Saint-Jean-Bonnefonds市にありますEspace Voltaireにて個展を開催しています。会期中にはお茶会や日本の香を使ったお手玉制作のワークショップも開催されます。また、高橋さんは、やはりサンテティエンヌ近郊のPanissieres市にあるMusée de la cravate du textilで4月1日から10月29日まで開催される企画展覧会にも、作品を3点出展されます。
期間(Espace Voltaire):3月10日〜3月30日
http://www.ville-st-jean-bonnefonds.fr/Exposition-Japon-Voyage-Textile.